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Channel: 機能の黒板みたび
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コトブキヤ 1/8 秋山優花里

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コトブキヤの1/8スケールフィギュア、「ガールズ&パンツァー 秋山優花里」を少し撮ってみました。


東京光学機械 RE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5









東京光学機械 RE.Auto-Topcor 5.8cm F1.4


AKIYAMA_Yukari-12.jpg
RE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5


総質量 128g、展示時全高 約13cm。展示に要する面積は幅13cm弱×奥行9cm強といったところでしょうか。笑顔がとても可愛らしい秋山殿です。ごくわずかに汚れが見えますが、コトブキヤとしてはかなり良い方だと思います。撮影はしませんでしたがキャストオフも当然可能です。白色の、コトブキヤならではの造形が見られます。

どのレンズを使うかかなり悩みましたが、ものが戦車だけに、陸のトーコーで行ってみましたw


OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ(ISO 200, 絞り優先AE)
OLYMPUS Capture

東京光学機械 RE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5
東京光学機械 RE.Auto-Topcor 5.8cm F1.4

GITZO #407L
Manfrotto 410
Velbon Angle Changer Q


RE.Auto-Topcor 5.8cm F1.4は、Planar T* 50mm F1.4と並び称される標準レンズです。が、測定データを見ると、F5.6時の中心部解像度こそ250本/mmに達するものの、像面湾曲が非常に大きいために全画面の平均解像力はそれほど高くはなく、非点収差はどちらかといえばかなり大きいなど、いまいちパッとしないデータが並ぶのが興味深いです。球面収差はこの時代の日本のレンズの例に漏れず、レンズの縁でかなり大きな過剰補正になっているのですが、意外なことに絞り開放の至近距離でもピント合わせに困ることはありません。さすがにかなり甘い像にはなりますが。

RE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5は4群5枚構成のクセノタータイプで、これもまた評価の高いマクロレンズですが、トプコンが35mmカメラ事業から撤退する前年、1979年春の各社のレンズ価格表を見ると、このレンズの標準小売価格は¥27,800と、テッサータイプのヤシカMLマクロ55mm F4の同¥28,000を下回って、当時の日本国内で販売されていた標準マクロレンズ中、最も安いマクロレンズでした。標準価格では200円の差ですが、この時期にはもうトプコンはブランド価値をほぼ完全に喪失しており、実売価格はもっと大きく差を開けられていたものと思われます。

RE.Auto-Topcor 5.8cm F1.4とRE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5は、どちらも公称の焦点距離は同じ58mmですが、撮ってみた感じではREオートトプコールよりもREマクロトプコールの方が画角が狭いように思います。REオートトプコールは計測データによると実焦点距離は57.3mmだそうですが、REマクロトプコールの計測データがないのでデータの比較はできないものの、REマクロトプコールの方は58mmよりも焦点距離が長そうな感触を持ちました。公称値は実焦点距離の±5%以下とすることがJIS規格及び当時のJCIIの輸出検査基準で求められていたことから、長くても61.05mmを超えることはないだろうとは思いますが。


RE.Auto-Topcor 5.8cm F1.4 絞り開放


RE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5 絞り開放


RE MACRO AUTO TOPCOR 58mm F3.5 (F5.6)




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